現在の中央アジアへの玄関口、ウルムチ。
新疆ウイグル自治区の首府、ウルムチ。
人口200万を擁する、大都市である。
街中には、ロシア語が併記された看板が目立つ。
西部大開発の号令に伴って、新疆への漢人の入植が進められた。自治区全体では、もはやウイグル人の人口を上回っているという。
ここウルムチでは、70%が漢人。
そして、中央アジアとの交易の拠点として、カザフなどから買出しにくる人たちが多いらしい。
トルファンでは、街行く人の8割ほどがウイグル人だった。ようやく慣れてきた中国語でなく、ウイグル語が飛び交う。
観光地では、子供が流暢に日本語を操り、客引きをする。
かつてから中継貿易を担ってきて、東西の文化を繋ぐ役割を果たしてきた彼らだからこそ、異文化の言葉に触れ、またそれを操ることへの抵抗が少ないのだろうか。
ウルムチ近郊には、塩湖があり、浮遊体験ができた。「中国死海」という触れ込み。
また、風の強いこの地ならではの、風車が並ぶ。日本のODAによって建設されたという。
おかげで、ウイグル人の対日感情は良好らしい。
ビザ申請が土日をはさんでしまったため、一週間近く休息中。
コアラのマーチのハミ瓜味を発見。
新疆ウイグル自治区 ウルムチ市 総走行距離 4682キロ