ダブルシートクランプ

普通、ツーリング向けのバイクだと、シートステー上部とリヤエンド部にダボ穴がついているのだが、僕のバイクはもともとツーリング向けではないのでリヤエンドにしかダボ穴がついていない。そこでキャリアをつけるためにはシートピラーかシートチューブ上部、またはシートステーのいずれかにダボ穴を用意しなければならない。

一番簡単で、普及しているのはシートピラーにつけるタイプ。
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でも、シートピラーに負担が掛かるし、フレーム自体と離れたところにつくからなんか不安。それにサドルの高さを変える時にいちいち緩めないといけない。そんなに変えることはないけど。

で、最近増えてきたタイプは、シートクランプにダボ穴がついたタイプ。すっきりしててよい。
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あと、ACORに34.8mmのもの(ダボ穴がクランプ締め付け部と反対側についている)と、AKI CORPORATION(louis garneau、KONAの代理店)からも31.8mmのタイプが出ている。

ただ、まだサイズが出揃わない。だいたい最近のアルミフレームだと31.8で合ってしまうのかもしれないが、僕のフレームには合わない。シートピラー径が27.2mmで、クランプは30.4mmがちょうど。

シートステーにつけるとしたら、ホームセンターで売っている水道管工事用のパーツを流用できるらしい。もしかしたらこれが一番安く済むかも。

結局、僕は31.8mmのダボ付クランプを買ってきて、クランプ脱落防止用の出っ張りをヤスリで削った上でシートチューブに通した。
その上にもともと使っていたクランプ。
新しく入ったクランプは、シートチューブの切り込みよりも下にあるのでピラーの上下にはまったく影響しない。

名付けて「ダブルシートクランプ」。
まぁ、普通のアルミフレームのチャリ乗ってる人なら31.8mmがぴったりだと思うので、こんな作戦はとらなくていいわけだが。