2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

渭水を遡って。甘粛省へ。

いよいよ、西安からのシルクロードの旅がスタートした。 ここは標高1200メートルの高原都市、天水。西安から400キロだ。 西安を発って1日目、パンダを見た。 ずっとぐったりしていて、まったく動かなかった。 他にはトキや、孔雀、ゴールデンモンキーなどが…

多様な文化。西安にて。

西安はかつての唐代の都だけあって、漢人だけでなくさまざまな人がいる。 一番多いのはおそらく回族。ペルシャ系と漢人のハーフらしい。彼らはイスラム教を信仰するので、豚肉を食べない。代わりに羊の肉をよく食べる。 彼らの食堂で出されたり、屋台で売っ…

兵馬俑と、始皇帝陵。西安の世界遺産。

西安で観光するなら、なんといっても兵馬俑ははずせない。 始皇帝陵と合わせて、道すがら寄ってみた。 まずは、始皇帝陵。平日とあってか、ガラガラだった。 小高い丘のように見えるが、これが人造なのだからそのスケールの大きさに驚かされる。そして、兵馬…

山がち陝西省

4日間滞在した洛陽を後にし、二日間でそれぞれ130キロ、140キロと走った。 だんだんと山がちになってきて、ちょうどいい距離に町がなかったからだ。一日目の宿泊は、山門峡市。黄河のすぐ傍にある街なので、初めて黄河が見れた。 二日目の宿泊は、陝…

情報収集

海外ツーリングで、なかなか人がいかないようなところに行く時に参考になるのは、やはり海外サイトだろう。Lonely Planet Thorn Tree この中の、On your Bikeという掲示板はとてもためになる。 今回、横断しようと思っている、ウズベキスタンのNukusからカザ…

洛陽観光

洛陽での一番の目玉はといったら、やはり世界遺産の龍門石窟だろう。 これは中心街の南15キロほどのところにある。その道すがら、三国志にも登場する関羽の首が葬られているという、関林廟に寄ってみた。 義臣として名高い関羽は、孫権、曹操連合軍に破れ、…

九朝古都、洛陽より。

開封より200キロちょっと,ここは九朝の古都として知られる洛陽である。今日は中国に渡って初めてとでもいうべき峠道を体験した。 350mほどの小さなものだが,それでもおそらく7%以上の上り坂であった。 それがアップダウンで20キロほど。その道すがら、公安…

開封観光

開封はいくら七朝古都とはいえ、実際に往時のまま残っている建物は少ない。 度々黄河の氾濫に襲われたためであろう。 そんな中,開封でもっとも古い建物が、興塔寺、通称、繁塔である。 977年に建てられた31.67メートルのこの塔は、土台が黄河の氾濫によって…

魯の国を抜け、豫の国へ。汴京より古都巡りの始まり。

汴、こと開封にきました。 山東省700キロを無事走りきり、河南省へ入りました。 おとといには、京杭大運河の一部、通済渠を渡りました。 なんか工事してて大渋滞だったので、写真すら撮れてませんが。ここから一路西へ。洛陽、西安と古都巡りの始まりです…

曲阜観光。世界遺産の孔子関連施設巡り。

サクっと世界遺産を見てきました。孔廟(孔子を祀った廟)、孔府(孔子と一族の邸宅)、孔林(孔子一族の墓所)の三施設、しめて150元。お高い。 そのわりには、大して「これはおもしろい!」というものはなかった。とりあえず見て回ったってだけ。そんな…

孔子のふるさと,曲阜市

今日の昼間、工事中のダート道を抜け,舗装路になったところを気持ち良く走っていると、ずっと斜め後ろをついてくる電動スクーター1台。女の子二人が乗っておりニーハオ!ニーハオ!いろいろと話しかけてきたので、チャリを止めて、筆談も交えて会話。 友人も…

山東省、某鎮

空が霞む中国、山東省。青島から200キロほど走りました。中国語、何とか言いたいことは伝えられますが(指さし会話帳のおかげ)彼らが何を言っているかはさっぱりです。今日の宿には小学生の男の子がいて、伝えたいことを紙に書いて持ってきてくれます。…

旅の始まり

青島にきました。 東京からフェリーで34時間で新門司、朝5時について下関まで走り、昼12時発の青島行きに乗りました。 フェリーの中では昨年チベットへ行ったチャリダーの方と一緒になって、いろいろ聞かせて頂きました。28時間の船旅もあっという間で、つい…