兵馬俑と、始皇帝陵。西安の世界遺産。

西安で観光するなら、なんといっても兵馬俑ははずせない。
始皇帝陵と合わせて、道すがら寄ってみた。
まずは、始皇帝陵。平日とあってか、ガラガラだった。

小高い丘のように見えるが、これが人造なのだからそのスケールの大きさに驚かされる。

そして、兵馬俑。以前は撮影禁止だったらしいのだが、フラッシュ&三脚禁止となっていた。

とにかく広い。バスケットコート2面以上の広さに、ところ狭しと並んでいる。これでもまだ発掘中なのだ。
また、再現された馬車の模型も展示されていた。

各国からのツアー客が多かった。英語、フランス語、日本語とさまざまな言葉を操る中国人ガイドが熱弁を揮っていた。
ただ、一大観光地だけあって、ご飯が高かった。市価の3倍近くした。値切っても、市価よりまだ高かった。

そして西安までの道すがら、華清池へ。
温泉の湧くこの地には、唐代には宮廷の一大保養地が設けられ、玄宗楊貴妃と遊び溺れたのもこの地である。

実際に温泉に触れた。43度というちょうどいい温度。みんな顔をばしゃばしゃ洗っていた。
そしてここは日中戦争時に、蒋介石国共合作を決断することになった西安事件の舞台でもあった。当時の弾痕が残っている。

温泉にも入れたのだが、その用意をすべて自転車に放置したまま入場してしまったため、入れず。中国の温泉を体験する貴重な機会を逸してしまった。

おまけ。生きたまま三輪バイクで運ばれる鶏。

もはやぐったりしている。