2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

落ち着く街並み。

サーマーン朝の時代から、中央アジアの中心都市であり続けたブハラ。 その旧市街は往時の様を保っており、サマルカンドに次ぐ観光都市となっている。 夕暮れ時のモスクとマドラサが、その土壁の色と相まってとても美しかった。 ブハラより西は、キジルクム砂…

今後の予定 〜旅の中間地点より〜

ここサマルカンドから東京までの距離と、ユーラシア大陸の西端であるポルトガルのロカ岬までの距離はほぼ同じである。 ここはちょうど旅の中間地点。これから日がどんどん短くなるので、一日の走行距離は短くなるだろう。 サマルカンドから、ブハラ、ヒヴァ…

サマルカンド・ブルー

2750年の歴史を持つという、”青の都”サマルカンド。人口30万を数える観光都市は、各国から旅行者が引きもきらず訪れる。ティムール朝以降の巨大なマドラサの並ぶ、レギスタン広場。 その巨大さに息を飲む、ビビ・ハニムモスク。 いくつかの廟が列をな…

パミールから一転、首都の空気を味わう。

ほんの十年ちょっと前まで内戦が続いていた首都、ドゥシャンベ。 だが今は、その過去を物語るものは、もう容易には見つけられない。 パミール地方ことゴルノバダフシャーン自治州の州都、ハローグから首都へと至る道は、まったくもって道路維持がなされてい…

ワハン渓谷を抜けて。

タジキスタンとアフガニスタンとの国境になっている、パンジ川。 それに沿って、ワハン渓谷にはタジク、アフガンの両側に村が連なっている。 道中、町までの80キロの道のりを、家族9人のために買い出しに出る少年に会った。 自転車でアップダウンの激しい道…