今後の予定 〜旅の中間地点より〜

ここサマルカンドから東京までの距離と、ユーラシア大陸の西端であるポルトガルのロカ岬までの距離はほぼ同じである。
 
こはちょうど旅の中間地点。これから日がどんどん短くなるので、一日の走行距離は短くなるだろう。

サマルカンドから、ブハラ、ヒヴァとウズベキスタンのオアシス都市をつなぎ、カザフスタンに入ってカスピ海の東岸、アクタウへ。
そこからフェリーでアゼルバイジャンのバクーへ渡る。オイルマネー景気に沸く、200万都市。


そこからグルジアへ行く予定だったが、昨今の情勢もあり、バクーからはおそらく南下してイランへ。そしてもう一度アゼルバイジャン入国。これはアゼルバイジャンの飛び地、ナヒチェバンへ。トルコとの国境が開いているため、イグディール、エルズスム、トラブゾン黒海へ出る。そこからフェリーで黒海の北岸、2014年のオリンピック開催都市のソチ(ロシア)へ渡る。すぐにウクライナへ入国し、ヤルタ、オデッサ、そして東欧諸国へと進もうと思っている。

寒い冬のヨーロッパに耐えられるかどうか。でも、たくさんの人間が住んでいる場所だもの。行けないことはないだろう。