洛陽観光
洛陽での一番の目玉はといったら、やはり世界遺産の龍門石窟だろう。
これは中心街の南15キロほどのところにある。
その道すがら、三国志にも登場する関羽の首が葬られているという、関林廟に寄ってみた。
義臣として名高い関羽は、孫権、曹操連合軍に破れ、孫権配下の配下の将によって斬首されたが、曹操によって手厚く葬られた。
首が葬られているといわれる場所。
現在では、なぜか商売の神として祀られており、民間の信仰も篤いのだそうだ。
そして、そこから4キロほどの龍門の石窟へ。
世界文化遺産であり、国家AAAAA級名所な龍門石窟は、川の両岸に彫られた北魏から宋代にかけての造型である。
もっとも大きな盧遮那仏は、則天武后のために彫られたともいわれている。
巨大な大仏は、まさに教科書の通りであった。
そしてその敷地の一部には、唐代の詩人、白居易の墓も。こちらは庭園になっている。
洛陽は牡丹の都でもある。ちょうど4月半ばが見頃で、街のそこらじゅうに牡丹祭りの垂幕が。
実際には市内の庭園で咲き誇っているのであり、その公園の入場料が40元とか。まず入らない。