開封観光

開封はいくら七朝古都とはいえ、実際に往時のまま残っている建物は少ない。
度々黄河の氾濫に襲われたためであろう。
そんな中,開封でもっとも古い建物が、興塔寺、通称、繁塔である。

977年に建てられた31.67メートルのこの塔は、土台が黄河の氾濫によって地下に埋まってしまっている埋まってしまっている。

そして、もうひとつ開封で有名な古い建造物が、開宝寺塔、通称、鉄塔である。

こちらは1049年建立。外壁に瑠璃レンガを用いたところ、鉄のように見えたのでそう呼ばれるようになった。
こちらも氾濫によって多少地下に埋まってしまっており、高さ55.88メートル。
入り口が低くなってしまったのがわかる。

他に観光名所として、宗代の都を再現したテーマパークや、かつての王宮があった場所に作られた公園もあるのだが、こちらはあくまで再現であって、それほど興味がわかなかった。入場料を払ってまで入り、結局中のベンチで昼寝してしまった。