キャンプツーリング

7月7日〜8日の土日にかけて、一泊二日の通称「七夕ラン」を決行してきました。サークルの同期一人、先輩二人の計4人で。

【Route】(輪行新藤原駅〜日塩もみじライン〜R400〜r30〜r17〜那須湯元温泉〜ボルケーノハイウェイ〜那須甲子道路〜新甲子(しんかし)温泉「ちゃぽランド」(泊)
R289〜r281〜r37〜r235〜猪苗代湖青松浜〜御霊櫃(ごれいびつ)峠〜郡山「のんびり湯」〜郡山駅輪行

Briefing

7/7(土)
 当日朝は6:20浅草発。野岩鉄道会津鉄道直通会津田島行きの快速に乗る。
 車内でメンバーと合流し、ルート計画を論議していたらあっという間についてしまった。新藤原。
 もみじラインは季節はずれということもあり、車はほとんどない。ピークがわかりずらく、エーデルワイススキー場のあたりか。下ると硫黄臭漂う塩原温泉郷が迎えてくれる。
 那須湯元までの上りは直線で一気に標高を上げるため、急勾配。ここでも硫黄臭が迎えてくれる。そして温泉神社で天気が一気に崩れ始める。降水確率20%にもかかわらず。
 足湯に浸かりながら、雨足が弱まるのを待つ。この時点で4時前だったので、宿をキャンプ場のある新甲子温泉にとることにした。もし食事処がなければ白河まで行くことに。
 新甲子温泉は、午後5時以降は400円で日帰り入浴可。食堂もあり、雨の中無事にキャンプインできた。


7/8(日)
 ブナ林の中で目を覚ます。朝は降水確率10%にもかかわらず雨は降り止まない。
 7時前に出発し、とりあえず白河方面へと下る。その途中のコンビニで朝食&Meeting。白河から輪行で帰ってしまおうという意見が優勢にありつつも、天候の恢復により猪苗代湖を目指すことになる。
 羽鳥湖までは深い霧の中。しかし馬入峠を越えると完全に晴天となる。
馬入峠を越える県道は、天栄村側に未舗装路2箇所(1km強、200m程度)
あり。また、湖南側は「福島県で一番の原生林」(ツーリングマップル関東甲信越昭文社)とあり、奥入瀬渓谷を彷彿とさせる景色だった。
 青松浜で休憩。対岸に磐梯山安達太良山を望む。湖の水は冷たく、澄んでいた。
 最後は御霊櫃峠。細い道で、照りつける陽射しに夏を感じながら上る。
頂上からは西に猪苗代湖、東に郡山市街がパノラマに広がる。樹木のないピークなので、ラジコングライダー、そしてパラグライダーを楽しむ人もいた。いつかは空を飛びたいものだ。
 下って温泉に入り(700円は高い!)、郡山駅から輪行で帰宅。

impression & achivement

 今回の目的として、
①フル装備に近い形でのMTBでの長距離走行に慣れること
②新調したキャンプ用品の性能を確かめること
があった。
そして図らずも、
③extreme wetherでの走行に対応すること
も目的のひとつとなった。

 ①に関しては、天候もあって一日目90km、二日目105km(共に駅〜自宅間含む)とそれほど伸びなかった。また次に機会に慣れることにしたいが、
初めてのMTBでのフル装備はなかなか辛いものがあった。今までのロードと違い、路面抵抗、空気抵抗共に大きく、体力の消耗が激しかった。
姿勢に慣れていないことも一因だろうが、150km越えを達成するまでにはもう少し時間がかかりそうである。

②に関しては、VAUDEのテントは二人用でかなり広々としていた。1〜2人用では二人入るときかなり窮屈だが、今回は二人でも余裕があった。
ただ、シュラフに関しては10度までしか対応してないこともあり、山間部で雨天の中は寒かった。2度ほど目が覚めてしまった。シュラフカバーなど検討しなければならぬだろう。

③であるが、今回はフェンダーを何もつけていかなかったこともあって、かなり撥ね上げがひどかった。ロードと違ってMTBは顔面に直接飛んでくる。前輪のフェンダーは必須であろう。後輪に関してはキャリアの底面に何か板状のものを入れることで対応できそうである。


一日目は曇天&霧雨、二日目は霧雨&晴天と最後に恵まれた形になった。しかし長期ツーリングとなるとどんなconditionも起こりうるので、1泊2日でこの天候を体験できたことは、逆によかったのかも知れない。
 365日、24時間いつ天候が急変してblizzardになってもおかしくない、というアイスランドの気候。十二分に対策をしていかねば。

 晴れ間のタイミングと相まって、猪苗代湖の青さが印象的な今回のツーリングであった。