肥沃な谷へ。

プーノからは、NZ人トムと一緒にクスコまで。
ティティカカ湖のあるアルティプラノからひとつ峠を越えると、クスコまで渓谷地帯が続いて行く。

その峠を越えたすぐあとに温泉があり、夜、誰もいなくなった温泉で星空を眺めた。そのまま、温泉の施設内でキャンプ。

クスコへと続く谷は、アルティプラノと比べるとはるかに緑に満ち溢れ、この地に高度な文明が発達したことを納得させてくれた。

そして、インカ帝国、もしくはインカ以前の遺跡もちらほら。
スペイン人をあっと言わせた石組み技術が美しい。

そして、クスコの町へと到着。ここでこの夏の旅路は途切れることとなる。
スペイン流に改造され、目を惹くのはキリスト教建築ばかり。でも、そんな建築物を支えているのは、インカの石組みだったりする。

ヨーロッパの教会建築のように、手放しでは感嘆できない建築群。
そんな街は、今日も数多の観光客で溢れている。

クスコ・ペルー
総走行距離2838km(Cuzco, Peru)