フランス

さよならユーラシア。

ガール水道橋、ニームの円形闘技場と、古代ローマの遺構が多く残る、フランス南部。 ここは地中海世界。街には、対岸のアフリカからの移民も多い。 植民地時代を経て、もう一度古代のように地中海を挟んで交易、交流が盛んになってきているのだ。ローヌ川の…

古代文明の息吹。

アルプス山脈に別れを次げ、ローヌ川の下流地帯へ下る。 アルベールビル、グレノーブル。冬季五輪の開催地を通るごとに、気温が上がっていく。 アルベールビルで、もう雪はなかった。 スタンダールの出生地、グレノーブルは、小春日和のようにも感じた。 ロ…

アルプスを楽しむ。

シャモニーの町から見える、モンブラン。 そのモンブランを間近に望む展望台、エギーユ・デュ・ミディまで、町からロープウェイが出ている。 3842mまで、2台のロープウェイを乗り継ぎ、わずか20分。 モンブランに挑む人、ロッククライミングする人、…

アルプス越え・その2。

コモ湖畔から、マジョーレ湖畔へ。 アルプスの湖を船で渡り、そこからスイス国境、そして2005mのシンプロン峠を目指す。 湖畔は標高200m弱で暖かく、野宿しても氷点下にならず、飲み水が凍ることはなかった。 アルプスの峰々が迫りきったところまで渓谷…