世界一危険な道路。

ラ=パスからのツアーで、人気を集めているひとつが、標高4700mから1100m以下まで3600mを一気に自転車で下るというもの。
 

ラ=パスでは、サイクリストが好意で開いている「サイクリストの家」に泊めてもらっていて、オーナーからこの「死の道路」についての情報を教えてもらうことができたので、さっそく行ってきた。

4700mの高地から、ほぼ熱帯の1100mまで、めまぐるしく植生が変わる。
視界を確保するために、通常とは反対の左側通行が義務付けられているこの「死の道」。
だが新たに舗装路が整備されたため、以前のような交通量はなくなり、もう転落事故も起きないだろう。

1100mまで降りると、さすがに蒸し暑く、そして少し運動しても息切れすることがない。いくらか若返ったかのようにも感じた。

ラ=パス・ボリビア(La Paz, Bolivia)
総走行距離2123km