敦煌、そして嘉峪関。

敦煌には、中国三大石窟のひとつ、莫高窟がある。

かつて沙州と呼ばれたことからもわかるように、街の周囲は荒野、そして砂漠である。


ここでは嘉峪関へ。


万里の長城の終点を見た。渓谷で終わるその地は、ただ風が吹き荒れる荒地であった。


敦煌には、かつて陽関,玉門関といった関所がおかれ、ここから先は西域だった。


西のかた、陽関を出づれば故人なからん(王維)

である。


ここから、また、再出発だ。